そもそもなぜAdSense審査を受けようと思ったのか
このブログ「TrendsNews」は、もともと個人的なトレンドとAIを活用した備忘録のつもりで立ち上げました。 記事数が増加していくにつれて、せっかくなのでGoogle AdSenseに申請してみようと考えたのが始まりです。
IT業界に20年いるエンジニアとして、サイト構築やプログラミングには慣れているつもりでした。そのため、すぐに合格できるだろうと考えていたのですが、甘かったです。 落ち続けてさすがに凹んで色々と調べているとGoogleAdsense側の審査基準も変わっているようなので、2026年以降のチャレンジということで、書き残しておこうかと思います。
結果的に7回落ちて(この記事執筆時点 2026年7月下旬)、8回目に向けて対応中という状況になっています。 Wordpressではなく独自HTMLで運営していたことも影響していた可能性はあります。 この記録が、同じようにGoogleAdsense審査で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
下図のような状況です。恥ずかしい気持ちが多分にありますが;
この記事で書くこと
- 1〜3回目の申請と不承認の経緯
- 最初に気づいたサイトの基本要件の不足
- プライバシーポリシー・プロフィール・お問い合わせ・免責事項の整備内容
- 3回落ちて気づいたこと
1回目の申請と不承認通知
最初の申請は、ブログを立ち上げてまだ日が浅い時期でした。「とりあえず申請してみよう」という軽い気持ちで申し込みました。
約10日後に届いた通知は「ポリシー違反が見つかりました」「有用性の低いコンテンツ」というものでした。 Googleからのメッセージには具体的な箇所の指摘はなく、関連リンクへの誘導があるだけです。初めて見るとどこが問題なのかさっぱりわかりません。 「なんで不親切な!」と感じるのは私だけではないかと思います。
不承認通知と一緒に表示されていたのは以下のリンクでした。
- コンテンツの最小要件
- 独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
これらを読み込んでみると、コンテンツの質以前に「サイトとして最低限必要な要素が揃っているか」を審査しているということが見えてきました。
1回目申請時のサイト状態
- 記事数:20本程度
- プライバシーポリシー:なし
- お問い合わせフォーム:なし
- プロフィールページ:なし
- 免責事項:なし
毎回この通知画面を見るたびに「またこの画面か…」と落ち込みました。(同じような方がいらっしゃるかと思います)
最初に整備したもの:プライバシーポリシー
調べてみると、AdSense審査においてプライバシーポリシーは必須要件であることがわかりました。 Googleはサイトに広告を表示するにあたって、訪問者のデータをどのように扱うかを明示することを求めています。
プライバシーポリシーには最低限、以下の内容を含める必要があります。
- Googleを含む第三者配信事業者がCookieを使用して広告を配信すること
- 訪問者がGoogleの広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること
- アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)の使用とデータ収集について
- お問い合わせフォームから収集した個人情報の取り扱い
ページとしては独立したURLで設置し(例:/privacy.html)、フッターやヘッダーからリンクを貼るようにしました。
内容は汎用的なテンプレートをベースに、このサイトの実態に合わせて書き直しています。
注意したのは「コピペそのまま」にしないことです。サイト名・運営者名・お問い合わせ方法・使用しているツールの記載が実態と一致していないと、審査担当者に不自然さを与えてしまいます。
2回目の申請と不承認通知
プライバシーポリシーを設置した後、約2週間ほど間を空けて2回目の申請をしました。
結果はやはり「有用性の低いコンテンツ」で不承認。不承認理由は1回目とまったく同じ文言でした。 改善が認められなかったのか、そもそもプライバシーポリシーだけでは不十分だったのか、Googleからは何も教えてくれません。
そこで改めてガイドラインを精読し、「サイトの信頼性」という観点から不足しているものを洗い出しました。 E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)という考え方が、AdSense審査にも強く影響しているという情報を複数見かけ、「運営者が誰なのかわからないサイト」は信頼性が低いと判断されやすいと気づきました。
さらに整備:プロフィール・お問い合わせ・免責事項
2回目の不承認を受けて整備したのは以下の3つです。
プロフィールページ(著者情報)
「誰が書いているのか」を明示することは、E-E-A-T的に非常に重要です。 特にテクノロジー系の記事は、書いている人の経験・専門性がコンテンツの信頼性に直結します。
プロフィールページには以下を記載しました。
- ハンドルネーム(あすぽん)と顔アイコン画像
- IT業界20年のエンジニアという経歴
- このブログで扱うテーマ(AI活用・自動化・ゲーム開発)との関連性
- X(旧Twitter)などSNSへのリンク
また、各記事の冒頭にも著者名とアイコンを表示するようにしました。読者とGoogleの両方に「誰が書いた記事か」を明示するためです。 当初はTrendsNews編集部としていたのですが、組織ではなく個人の方が良いという文献を参考にしました。
お問い合わせフォーム
サイト運営者に連絡できる手段があることも、信頼性の証明になります。お問い合わせフォームはGoogleフォームを埋め込む形で設置しました。
フォームには名前・メールアドレス・お問い合わせ内容の3項目を用意し、送信後の確認画面も設定しています。プライバシーポリシーへのリンクも併記しました。
免責事項
技術系ブログとして、記事の情報の正確性に関する免責事項を設置しました。「当ブログの情報は個人の見解であり、正確性を保証するものではない」「情報を利用したことによる損害について責任を負わない」といった内容です。
これはAdSenseの必須要件というより、サイトとしての誠実さを示すものです。法的なリスク管理の観点からも設置しておくべき内容でした。
3回目の申請と不承認通知
プロフィール・お問い合わせ・免責事項を設置し、記事数も40本以上になった段階で3回目の申請をしました。
結果はまたも「有用性の低いコンテンツ」で不承認。不承認通知の文言は1・2回目とまったく同じです。Googleは理由を具体的に教えてくれないため、何が足りないのかを自分で推測し続けるしかありません。
申請してから結果が来るまで毎回8〜10日ほどかかります。この間ただ待っているのは精神的にも苦痛です。そして届くのが同じ文面の不承認通知というのは、心が折れそうになります。
3回目申請時のサイト状態
- 記事数:約40本
- プライバシーポリシー:✅ 設置済み
- お問い合わせフォーム:✅ 設置済み
- プロフィールページ:✅ 設置済み
- 免責事項:✅ 設置済み
- 著者情報(各記事冒頭):✅ 設置済み
1〜3回目を振り返って気づいたこと
3回連続で落ちて見えてきたのは、「必要なページを揃えるだけでは通らない」という現実です。プライバシーポリシーもプロフィールも免責事項も揃えた。それでも不承認。
つまり問題はもっと別のところにある、と考えを切り替えざるを得ませんでした。
4回目以降では「コンテンツの方向性がバラバラではないか」という観点で見直すことにします。テーマが統一されている方が良いという参考文献を複数みつけたので、参考にしようと考えました。 その記録は次の記事(002)に続きます。
1〜3回目フェーズの教訓まとめ
- プライバシーポリシー・プロフィール・お問い合わせ・免責事項は必須だが十分条件ではない
- Googleは不承認理由を具体的に教えてくれない。推測で改善するしかない
- 審査結果は毎回8〜10日かかる。焦って連続申請すると申請上限に引っかかる
- 「ページが揃っているか」と「サイトとして信頼されるか」は別の話