ゴールデンウイークは読書が進みますね♪数冊読んで感じたことを書き記しておきます。大昔に古本屋で買いだめした作品の1つです。 「それありなの?」――。『仮面山荘殺人事件』を読んだ人の多くが、まずこの感想になるのではないでしょうか。

東野圭吾作品の中でも比較的読みやすく、“王道ミステリー”として非常に完成度が高い作品でした。

著書紹介、概要

東野圭吾 著書の『仮面山荘殺人事件』は、山荘を舞台にしたクローズドサークル型ミステリーです。

物語は、事故で亡くなった女性・朋美をしのぶため、関係者たちが山荘に集まるところから始まります。

主人公・高之は、朋美の婚約者でした。しかし彼は、彼女の死に対してどこか割り切れない感情を抱えています。

山荘で静かな時間を過ごしていた一同でしたが、突然そこへ武装した銀行強盗グループが侵入。

一同は山荘に閉じ込められ、外部とも連絡が取れない状態になります。

そして極限状態の中、新たな殺人事件が発生。

「犯人は誰なのか」「強盗たちの目的は何なのか」「朋美の死には本当に事故以外の真相があるのか」――複数の謎が同時進行で展開していきます。

山荘、密室、疑心暗鬼。ミステリー好きなら一度はワクワクする、“王道設定”が詰め込まれた作品です。

一般的な感想

本作は、東野圭吾作品の中でもかなり読みやすい部類だと思います。

テンポが非常によく、ページをめくる手が止まりません。

「閉ざされた空間で事件が起きる」という古典的な構造ながら、現代的な読みやすさがあります。

また、登場人物それぞれが何かを隠している雰囲気も秀逸でした。

誰が嘘をついているのか。誰を信用すべきなのか。読者も登場人物と同じように疑心暗鬼になります。

そして、強盗事件と殺人事件が同時進行するため、緊張感が途切れません。

「犯人はこの人か?」「いや違うか?」と推理しながら読む楽しさがありました。

東野圭吾作品を初めて読む人にも、非常に入りやすい一冊だと思います。

個人的な感想 若い頃の作品なのかな?と思った

この作品最大の魅力は、やはりラスト50ページでしょう。

最後の種明かしで、それまで読者が見ていた景色が一変します。

ここから先はネタバレに近い表現になるので、ネタバレNGの場合は、読まないでください。

正直、ああやっぱりと思いました。

主人公目線の描写以外の描写も多かったので、第三者目線でみると やっぱりかとなりました。

アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』を読んだ経験がある人は、途中で「もしかして…」と感じるかもしれません。

遺産相続も絡んでるとか、ほかの登場人物達がもう少したってたら、また違ったかな。

タイトルの『仮面』という言葉は、いいですよね!

読み終わった後は『仮面』の意味が分かりますね♪

人はみな、他人に見せる顔を演じている。そして本音を隠して生きている。

そういった人間心理が、本作の面白さだと思いました。

ミステリーとして読みやすく(1日で読んでしまいました)、なおかつ最後にしっかり驚かせてくれる。

さすがは東野圭吾さん!の作品でした。